そんなかんじの日記

satoyocoによるなんでもありブログ

昭和のうる星やつらについて今まで思っていたこと。

#157 ダーリンのやさしさが好きだっちゃ…

すっかり秋ですねえ。毎日のコーヒーがアイスからホットになりましたよ。そしてお昼にスープジャーになにかスープを作って持っていく季節になりましてね。

そんなこんなで今週が「うる星やつら」のオンエア日なんすねえ。いやあもうこの日がくるとはねええええ~

以前に続きをって書いたことを思い出して書いてみますね。

 

picfanz.hatenadiary.com

 

前回

そう昔のアニメシリーズはたしかにおもしろいんだけど、そのためになんか付け足すのが苦手です。

と書かせていただきましたが、なんでそうなったのかを書きたいと思います。

前提として3月まで千葉テレビで再放送があって、ほんとに後半の最後のターン(南翔子さんのOP&ED)を録画することができたんですけど、ワクワクしてみるかなあ。と思いきや…うーんなんだかなってことばかりで。なんかモヤモヤするんですね。それってなんでだ?って考えまして、やっぱりあの時代だったからかなあって結論に達したところです。

だって、押井さんのときもやまざきさんのときも文句言いつつも、色んな顔してあの水曜よる7時半から8時の30分を最高の時間として過ごしてましたもん。嫌ならみないですって。

 

TVシリーズ終了後、当時のプロデューサー落合さんが「僕のプロューサーかけだし日誌」という本をだされまして、お小遣いの少ないお子様でしたけど、ファンクラブ経由で買いました。(一般書店では売っていないです)これは落合さんの半生とキティでのうる星やつらめぞん一刻のアニメ制作の裏話のインタビュー本でして、何回も読み返しました。今は色々荷物の奥に入っちゃって取り出せずにいますけど、さっき調べたら古書店価格が1Kなんでなんとか取り出したいです。はい。

そんな感じなのでさんざん読んで覚えていることを書きますが、まずは落合さんは「劇画村塾」のスタッフ的なことをされていてそのときから高橋留美子先生と知り合いだったと。そんな接点があることが意外でした、だからアニメ化がすすんだのかってのは忘れちゃいましたけど。
あとすごく印象に残ったのは「アニメを作るための時間はあまり取れてなかった」と言う事。アニメ初オンエアの日ギリギリまでTV局からOKが出なかったってのも驚きでした。あと劇場版の制作が始まるとそっちに人員を割かれてTVシリーズがボロボロだったってことも。リアルタイムで観ておりましたんで、「あーそういえば」ってことはいくつか感じましたね。あとはスタッフが安定しないこと。なんだかアニメスタジオ自体がBDのときの友引高校をずっとやっていたんだな。そりゃああーなるか。と少し納得した次第です。

そしてやっぱり今のように「原作通りに作る」ということがおざなりになっていたような気がします。私、ぶっちゃけますとテンはあまり好きではないんです。なぜなら原作の順番的にはちょっと早い目に出てきて、当たり前のようにそのまま金太郎やら真子の話になる展開がどうもきになっちゃいましてね。そしてOPにキャラグッズに当たり前のように出る幼児キャラたち。まあ今にして思えば、よる7時半の子供向け作品だから子供が出る話をやっておこうって考えだったのかな?って考えます。ほぼ1話完結で、話の順番を自由に変えられましたし、子供が買うからキャラグッズにもそのあたりを入れておこう。ってなったのかなあって思います。(嘘でしょ。って思うでしょ。いやそんなのばかりだって)

てな初期から中期になると押井チーフディレクター(当時はこの名称でした)がどんどん自由にやっていくわけですね。もともとの原作が週刊誌の数ページの作品なので30分番組にすると「尺が余る」から色々付け足しをするわけですが、それが成功する回と何かがっかりする回があったんですよね。それの超がっかり回が「ミス友引」でした。

 

 

原作では何週にも渡ってバトルロイヤルが繰り広げられるのに、アニメではなぜかあたるがいろいろなところからお金をせしめて高跳びするって結末はでした。あたるファンのわたしとしては非常に腹立たしいものでした。というか、アニメでは本当にあたるのどうしようもなさばかりが強調されていて…もうそれが嫌で嫌で、あの前後はまさに傑作がボコボコできてきてもう一度とっておけるならこのあたりをとっておきたいんですけど、これはどうも。(でもアニメで繰り広げられる前哨戦もすごい面白いんです)

あと後期のラムちゃんが地球の言葉を忘れるって回。

 

なんか尺を伸ばすためでしょうか、毎日遊び歩くって次第にやばくなるって…あーあたる君はそんなんじゃない!!って苛つきましたわ。多分令和のシリーズでもこれはアニメ化するでしょうけど、どうなるかな?

だ・か・ら!令和のうる星やつらには原作のニュアンスをしっかり入れ込んでつくってほしいのです。よろしくおねがいします。

 

そんな私ですが、オリジナル話で好きなお話は「大金庫!決死のサバイバル!!」だったりします。

うわ、これ100話なんだ。

あと原作のお話ですきなのはこれ。原作で言うところの「最後のデート」キュンキュンするところがアニメとちょっとずれるんですがこれは役者のちからなのか。

ん?どっちも役者の演技でだいすきになってますな。ああ、このころからどうしようもない声オタの片鱗がでているようです。

以上でーず。